NP-BBRLへの他社製FWインストール失敗&復旧(含ETX-R?)方法

NP-BBRLといえば、数年前にI/O DATAから発売されていた100Mbpsのブロードバンドルーター。当時2、3千円と安価な割に安定していたのでメインで使っていた。しかし、時代は100Gbpsへ突入、1Gbpsルーターが安価な今、全く使わなくなってしまった。

NP-BBRL | 有線ルーター | IODATA アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/product/network/router/np-bbrl/

NP-BBRL - DIGI BLOG
NP-BBRLの雄姿

様々なサイトに、後継機種のETX-RとNP-BBRLはメイン基板の構成が全く同一という情報が載っていたので、管理画面から無謀にもETX-Rのファームウェアを与えてみた。

Ethernet Router & Switching Hub
http://hisoap.flnet.org/others/etherHub/index.html

知識のある方以外は絶対にマネしないでください

再起動を促され、しばらく待ってみると、STATUSランプが激しくチカチカしている。通常なら弾かれるのかと思ったが、そうでもなかった。どうやら他機種用Firmwareのインストールは失敗に終わったようだ。また、WEB管理画面も見られなくなってしまった。

ここから復旧する方法に入る。最近のルーターは部品が専用化・共通化されていて、コストダウンと同時に品質が安定したルーターが多くなった。それと同時に、個性的な機種が少なくなったと思う。しかし、そのおかげで、万が一ファームウェアのアップグレードが失敗した場合に、逃げ道が作られている機種が増えているようだ。今回はその逃げ道を辿ってみようというわけだ。

PC、ルータ間につなげるLANケーブルはそのままでOK。DHCPが動いてないので、自機のIPv4アドレスは固定で割り振り、192.168.0.2とする。デフォルトゲートウェイは192.168.0.1とする。

この手順はファームウェア更新に失敗して、STATUS画面が高速で点滅していたら、やらなくて良いはず。
リセットボタンを押しながら、電源を入れる。STATUSランプが高速で点滅したら、リセットボタンを離してよい。

準備ができたら、事前に用意していたファームウェアをTFTPで流す。コマンドプロンプト、terminal等から以下のコマンドを入力する。

tftp -i 192.168.0.1 PUT NPBBRL_103c.BIN

BINファイルは機種に合わせて適宜変更すること。正常なファームウェアであれば6〜7秒で流し終わる。何か異常があれば、1秒で終わってしまう。ファームウェアを流し終わったら、電源を入れなおしてみよう。これでSTATUSランプの点滅が緩やかになり、WEB GUIにもアクセスができるようになっているはずだ。おめでとう。もしかすると、ETX-Rでもこの方法が使えるかもしれない。

BINファイルを眺めてみると、ETX-R、NP-BBRL、それぞれ共通した部分がファイルのあちこちに見られ、搭載チップも同一らしいので、一見、書き換えられそうに思われるのだが、本体に内蔵されているR-Dataを見る限り、他社F/Wを書き込むためには、ETX-RがIOD6023、NP-BBRLがIOD6021というように、固有のIDが割り振られているため、BINファイルの固有IDを変更し、更にF/Wに対応したチェックサムに書き換えてやる必要があるようだ。恐るべしコードネーム SuezouW。復旧できただけでも良かったということで、ファームウェアアップデートで故障したかな?と思ったらダメもとでやってみよう。


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